Funnel を使う

Funnel は Ruby ベースのクライアントライブラリと、 Java ベースの Funnel サーバーを提供しています。 これが「公式」な方法だと思います。 Gainer と Funnel は、どちらも小林茂氏を中心に開発されているからです。

このページで配布しているライブラリを使う

このページで配布しているライブラリは、 Gainer I/O モジュールを Funnel サーバー抜きで Ruby から使います。 シンプルかつ、非公式です :)

ちなみに、Gainer I/O モジュールはコンピュータ側からみれば単なるシリアルポートです。 テキストベースの簡単なプロトコルさえ理解してしまえば、 どの言語からも簡単に制御できます。

Download

シリアルポートの制御に ruby-termios を使っています。あらかじめインストールしておいて下さい。

gainer-ruby-0.0.2.tar.gz (2008-02-03)

patch などを送る際には、 Subversion レポジトリ の trunk との差分をとってもらえると助かります。

Usage

I/O モジュール上の LED を点灯し、一秒後に消灯するスクリプトを以下に示します。

require 'gainer'

gainer = Gainer::Serial.new('/dev/cu.usbserial-A50025mT')
gainer.led = true
sleep(1)
gainer.led = false

Gainer::Serial#initialize は、 第一引数に Gainer が接続された USB ポートに対応するデバイスファイルを、 第二引数にコンフィグレーションをとります。 第二引数は省略可能です。省略した場合コンフィグレーションは 1 になります。

 

その他の API については、まだ文章がありません。 いまのところは examples/ のスクリプト群を参照してください。

Changes

0.0.2 (2008-02-03)

0.0.1 (2007-11-12)

Links

GAINER.cc
本家
NTT インターコミュニケーションセンター
新宿にある美術館です。東京都内で Gainer を買うならここのお店が一番手軽だと思います。
秋月電子
秋葉原にある電子部品をたくさん売っているお店です。
千石通商
秋月電子の近所。 千石で取り扱っているサンハヤトのジャンプワイヤは柔らかくて取り回しが楽なので、 秋月にある E.I.C. の硬いものより好きです。
鈴商
店頭に並んでいる LED が多い。